地震後の熊本が舞台の映画 行定監督「未来に届けたい」

[ 2017年4月15日 05:30 ]

熊本復興支援映画「うつくしいひと サバ?」をPRする(左から)行定勲監督、石橋静河、米村亮太朗、高良健吾、中別府葵、ロイック・ガルニエ
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 熊本市出身の行定勲監督(48)が熊本地震後の故郷を舞台に製作した映画「うつくしいひと サバ?」(夏公開)の上映会が14日、都内で行われた。

 偶然にも地震の前年に熊本で撮影した「うつくしいひと」の続編で「前震の翌日に熊本に入って本震に遭遇した。あの時、熊本にいなければ作れなかった作品だと思う」と回想。「復興途上の風景を描くことで未来に届けたかった」と、ありのままの故郷を撮影した。主演した同市出身の俳優高良健吾(29)は「熊本の今や良さに興味を持ってもらうことが未来の熊本につながっていくと思う」と期待した。

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2017年4月15日のニュース