キムタク「無限の住人」カンヌ特別招待 ソロ第1作「本当に感謝」

[ 2017年4月14日 05:30 ]

映画「無限の住人」に出演する杉咲花
Photo By スポニチ

 元SMAPの木村拓哉(44)主演映画「無限の住人」(29日公開、監督三池崇史)が、世界三大映画祭の一つ、第70回カンヌ国際映画祭(フランス、5月17〜28日)の特別招待作品に選ばれたことが13日、映画祭事務局から発表された。アウト・オブ・コンペティション部門で公式上映される。上映会にも出席する方向で調整中。ソロ活動の一歩を踏み出した木村が、世界に斬り込むことになる。

 04年にコンペティション部門に出品された香港映画「2046」(監督ウォン・カーウァイ)で同映画祭に初参加。ただ、この時は助演の立場だった。07年に主演映画「HERO」のプロモーションでも訪れている。

 出演作が公式選出されるのは「2046」以来。邦画、主演作での参加は初めて。三池監督は15年の「極道大戦争」以来2年ぶり6本目となる。

 「無限の住人」は沙村広明氏の同名人気コミックが原作。不老不死の侍・万次が両親を殺された少女・凜のために剣客集団と熾烈(しれつ)な戦いを繰り広げる物語。主題歌は“サムライ・ギタリスト”と呼ばれる世界的ギタリストのMIYAVI(35)が手掛けている。原作は22カ国で出版されるなど、国際的な人気も高い。

 木村は「今回の知らせを、三池監督から直接電話で聞けた時には本当にうれしかったです!」と興奮。「海外の方がどう受け取ってくださるのかが、とても興味深いですが、“ひとつの作品”として招待していただけることに本当に感謝します」としている。三池監督は「不死身の男=万次(木村拓哉)がカンヌから世界に飛び立つことになりました。最高です。ありがとう」と喜んでいる。

続きを表示

2017年4月14日のニュース