NMB48 薮下柊 卒業コンサート「青春そのもの 宝物がいっぱい増えた」

[ 2017年4月11日 20:48 ]

 NMB48の薮下柊(18)が11日、大阪・オリックス劇場で卒業コンサートを開き、「NMBは青春そのものでした。宝物がいっぱい増えた」と感謝し、「皆さん、柊の笑顔を忘れんといてな〜!」と呼びかけた。 

 明るいキャラクターで人気の薮下らしく、公演はコミカルな寸劇からスタート。「ほんまに卒コンできるのは幸せなこと。きょうは世界で一番笑ってるヤツで居たいと思います!」と宣言した。だが、アンコールで一番仲良しだった渋谷凪咲(20)と「桜の花びらたち」をデュエットすると、思わず涙。「ほんまに寂しいな、ずっと一緒にいたから」と本音を漏らした。

 薮下は2011年12月に3期生として加入して以来、NMBを代表する虎党の1人で、昨年は山本彩(23)らと阪神タイガースを応援する女子「TORACO」の応援隊長も担当。この日も阪神のユニホームにジェット風船を手に山本らと「六甲おろし」を熱唱した。

 昨年、念願叶って務めた甲子園球場での始球式を一番の思い出に挙げ、大きく山型の軌道を描き見事にノーバウンドでストライクとなった自身の投球を「チェンジアップなんですけど。打者が立ってたら打てなかったと思う」と振り返り、笑わせた。

 山本は、薮下との記憶について「加入間もない柊から、“あごが惜しい!”って言われた。後輩やのにめっちゃ言うやん、と衝撃的やった。今思うと、そこから薮下柊は始まってた」と回想。「小生意気だけど憎めないのが柊のいいところ」と語ると、薮下からは「ふ〜ん」のリアクション。「こんなに愛情込めてしゃべってんのに。相づちに気ぃつけろ!」とクレームを付け、爆笑を誘った。

 薮下は12月の卒業を発表時に「勉学に励む」と芸能界からの引退を宣言。この日、「自分で決めた道。絶対に諦めず私らしく笑顔で頑張る。自信を持って、胸を張って新しい道に進みたい」と卒業後の飛躍を誓った。19日、拠点とする大阪・なんばの「NMB48劇場」での卒業公演をもって、芸能活動を終了する。

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2017年4月11日のニュース