「10・19」「パワプロ」実況 元ABCアナ安部憲幸さん死去

[ 2017年4月11日 05:30 ]

亡くなった元朝日放送のアナウンサー・安部憲幸さん
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 プロ野球や高校野球、ボクシングなどスポーツ実況中継を中心に幅広く活躍した、元朝日放送アナウンサーの安部憲幸(あべ・のりゆき)さんが6日、胃がんのため死去した。71歳。島根県安来市出身。葬儀・告別式にあたるお別れの会は9日に近親者、関係者のみで営まれた。喪主は長男剛志(つよし)氏。

 国学院大卒で1970年入社。「アベロク」の愛称で親しまれ、88年、プロ野球パ・リーグの伝説の一日「10・19」で、ロッテ―近鉄ダブルヘッダー第2試合のテレビ中継で実況を行った。ゲーム「実況パワフルプロ野球」シリーズの実況でも知られた。

 10日、同局ラジオで、道上洋三エグゼクティブアナウンサー(74)が報告。「私よりも早く逝ってしまいました」と悔やんだ。

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2017年4月11日のニュース