ゲス川谷“ズル自粛”の声も…路線変更で活動再開へ

[ 2017年4月9日 14:00 ]

「ゲスの極み乙女。」の川谷絵音
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 桜前線が日本列島を北上中で春の訪れを実感する季節になりましたが、一方で花散らしの嵐も吹き荒れています。今年の“トレンド”ともいうべき人気芸能人の引退が続いたほか、大物芸能人が他界する悲しい別れもありました。今回もデスク、記者、事情通が熱いトークを展開します。

 ワイドショーデスク 川谷絵音が率いるロックバンド「ゲスの極み乙女。」が活動を再開するね。

 週刊誌記者 川谷が交際中の未成年タレントと一緒に飲酒した責任を取って、昨年12月から活動を自粛していた。発売を延期していたアルバム「達磨林檎」を5月10日に発売して、その日にコンサートも開くんだ。

 芸能リポーター 休業期間は6カ月。これって長いの?短いの?

 週刊誌記者 川谷と不倫騒動を起こしたベッキーの休業期間が3カ月だったから、長いよね。

 スポニチ本紙デスク いや、音楽業界では短いっていう意見が多い。というよりも「そもそも自粛に値しない」っていう指摘が多いんだ。

 ワイドデスク このバンドが活動を自粛したのは、全国ツアーの終了後。ツアーの後に「制作期間」として半年休むアーティストなんてざらにいる。川谷はこの間、曲作りをしていたというんだから、まさに制作期間だったということだ。“ズル自粛”との声もある。

 リポーター 制作期間を「自粛」に充てていたっていうことだね。批判されそうだ。

 ワイドデスク もう批判は気にしないんじゃないかな。彼らはもう大衆受けを狙わないことにした。世間からのバッシングは覚悟の上で、自分たちの音楽が好きなファンのためだけに活動をしていくつもりなんだ。

 本紙デスク 再始動にあたって路線を変更した。全国に5万人とされるファンだけにターゲットを絞ったんだ。5月に発売する「達磨林檎」の出荷枚数も5万枚ぐらいを見込んでいると聞いた。だからファン以外にどんな批判をされようが気にする必要はない。

 リポーター 不倫騒動の影響で、30万枚を売り上げると想定されていた前作アルバムの「両成敗」(昨年1月)が半分ぐらいしか売れなかった。その時点で路線変更は考えなかったの?

 ワイドデスク 彼らは騒動前、今大人気の「back number」と双璧をなすバンドになるとも予想されていた。特に川谷の音楽センスは非凡。SMAPらさまざまなアーティストにも楽曲提供していた。だから、騒動による批判が収まれば「実力が正当に評価されるようになるんじゃないか」って望みを捨てずにいたんだ。

 週刊誌記者 不倫騒動が収まってこれからという時に川谷が未成年と飲酒して批判が増した。

 本紙デスク 不倫騒動よりも未成年飲酒問題の時の方がファンが減ったようだね。

 リポーター 十分反省しているみたい。でも、あのお騒がせキャラは変わらないと思うな。

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2017年4月9日のニュース