「ラ・ラ・ランド」生演奏上映　いきなり延期…開催発表翌日に

　今年２月の米アカデミー賞で最多６部門を制し、日本でも大ヒット中の米ミュージカル映画「ラ・ラ・ランド」（監督デイミアン・チャゼル）がコンサート形式で上映される「ラ・ラ・ランド　ｉｎ　コンサート」の開催が延期になった。８日、公式サイトで告知された。５月２７、２８日に神奈川・パシフィコ横浜国立大ホールで行われると、前日７日に発表されたばかりだった。

　５月３０日に名古屋・日本特殊陶業市民会館フォレストホール、３１日に大阪・フェスティバルホールでも開催が予定されていた。公式サイトは「諸般の事情により、公演の開催を延期させていただくことになりました」とし「本公演を楽しみにされていたお客さまにはご迷惑をお掛けいたしますことをおわび申し上げます」と謝罪した。延期日程は未定。

　上映される映像に合わせて、すべての劇中音楽をフルオーケストラが生演奏。ライアン・ゴズリング（３６）エマ・ストーン（２８）ら出演者のセリフや歌声、効果音はそのままに、劇中音楽の生演奏は名門の東京フィルハーモニー交響楽団が担当。ジャズアンサンブルも加えた豪華演奏陣で、臨場感たっぷりの映画鑑賞を提供する、としていた。