藤原竜也 主演ドラマで大学生にも挑戦「批判されたら監督のせいにしよう」

[ 2017年4月7日 05:00 ]

ドラマ「リバース」のトークショーを行った(左から)藤原竜也、湊かなえさん、戸田恵梨香
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 俳優の藤原竜也(34)と女優の戸田恵梨香(28)がこのほど、主演するTBSの連続ドラマ「リバース」(14日スタート、毎週金曜後10・00)のトークショーを都内で行った。

 「告白」などで知られる人気作家・湊かなえさん(43)の同名ミステリーが原作で、藤原は恋人のもとに送られてきた「人殺しだ」という手紙によって、10年前に親友が事故死した真実に向き合うことになる役どころ。事故現場は、原作では夏山だが、ドラマでは冬のスキー場に変更されており、「2月の雪山で、マイナス21度という中での撮影。テレビドラマでは珍しいほぼオールロケで、シーンも多いので大変です」と苦笑いだ。

 しかも、共演の市原隼人(30)、三浦貴大(32)らと10年前の大学生時代も演じており「現在と過去をいったりきたりするので、大丈夫でしたかねえ」と不安げ。同席した湊さんが、「仲のいい同級生に見えましたよ。大丈夫です」と太鼓判を押され、ようやく安どの表情を浮かべた。

 恋人役を演じる戸田は、藤原と2006年の映画「デスノート」シリーズ以来の共演。「このタイミングでご一緒するとは思っていなかったのでビックリとともにうれしかった。当時は10代だったので恥ずかしくもありました」と笑顔を見せた。

 藤原も、「違和感もなくスムーズには入れました。変に気を使わないし、楽しく撮影ができています」と信頼を寄せている様子。そして、「監督が思い描く1カット1カットをいかに成立させるか。脚本も優れているし、余計なことは考えずにやっています。湊先生に批判されたら、監督のせいにしようと思っています。でも、今まで僕が出演したものとはまた違うものになっている手応えがあります」と自信のほどをうかがわせた。

 ドラマは全10話だが、原作のラストは9話で描かれているそうで、オリジナルの結末が用意されているという。藤原が「湊先生に書いていただくのはどうでしょう」と提案したが、湊さんは「1視聴者として驚かされたいですね」と期待を寄せていた。

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2017年4月6日のニュース