大竹しのぶ 故平幹二朗さんとの秘話明かす「息子をよろしくね」

[ 2017年4月6日 18:09 ]

舞台「フェードル」囲み取材に登場した(左から)今井清隆、門脇麦、大竹しのぶ、平岳大、キムラ緑子
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 女優の大竹しのぶ(59)と俳優の平岳大(42)が6日、都内で舞台「フェードル」の公開稽古前に囲み取材を行い、昨年亡くなった俳優の平幹二朗さんとの秘話を明かした。

 ギリシャ悲劇から題材をとったフランス演劇の歴史的名作。平は「父が昔『いつかフェードルをできたらいいね』って言ってました」と明かし、念願の出演だったことを告白。また大竹は「20歳くらいの時にお父様と映画でご一緒したんです。だからお父様の最後の舞台を見に行った時に『今度、息子をよろしくね』って言われて、舞台見に来て下さいっていうお話をしました」とかみしめるように語った。

 平は大竹演じる義理の母から迫られる役どころとあって大竹について聞かれると、「怖いです」とタジタジ。大竹は「失礼な!でも怖がられているのすごくわかる。そんな怖がらなくても…」と困惑。「(平は)門脇麦ちゃん(演じる役)が好きなので、麦ちゃんとのシーンを見るとそりゃこっち選ぶだろうって思いますけど…」と肩を落としていた。

 他に門脇麦(24)、キムラ緑子(55)、今井清隆(59)が出席した。同舞台は8日から公演。

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2017年4月6日のニュース