山本彩 総選挙不出馬の理由告白 卒業は「現時点でそういうつもりはない」

[ 2017年4月3日 18:42 ]

エッセイ「すべての理由」発売記念イベントを行った山本彩
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 NMB48の山本彩(23)が3日、都内で初エッセイ「すべての理由」(幻冬舎刊)の発売記念イベントを行った。

 6月17日に沖縄県豊見城市の豊崎美らSUNビーチで開票イベントが行われる「AKB48第9回選抜総選挙」への出馬を辞退することを、先月31日深夜にツイッターで表明した山本は、その理由を聞かれると「去年出馬するときに『今年で最後』と伝えていましたし、私もその覚悟で臨んであの結果(4位)をいただけたのが自分にとってはそれ以上ない光栄なことだったので、その約束のまま行きたいと思いました」。実際は出馬するかどうか悩んだそうだが「中途半端な覚悟で出るというのは、皆さんに期待を押し付ける感じがするなと感じたので」と決断した理由を語った。

 また「総選挙という舞台でのテッペンは考えなくなりました。違う舞台でもっと自分を高められるようになりたいと思いました」と吐露した山本。総選挙2連覇中の指原莉乃(24)を倒したいと思わないか聞かれると「私も指原さんも全然人間性が違うので、そもそも比較すること自体違うな」と話した。

 卒業については「現時点で全然そういうつもりはないです」と断言し、「私としてはグループとしての活動を続けるもっと先を見たときに、この辞退という選択がまた自分を成長させてくれるのかなと思っています」と語った。

 同書は、アイドル、アーティスト、そして1人の女性として自分と戦い続ける山本の知られざる本音を、一挙7万字ですべてさらけ出した1冊。さらに可愛らしさと妖艶さという相反する魅力を切り取った撮り下ろしグラビアや、リハーサル中のオフショットなども掲載している。そんな同書を書くにあたり、山本は「アイドルは普段キラキラしていて、皆さんに明るい部分を見て楽しんでもらう存在だと思うので、その逆を出すということは勇気のいることでした」と打ち明け、「それを言葉にしたり、文にしたりするのが得意なタイプではなかったので、考えながら書きました」と苦労を明かした。

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2017年4月3日のニュース