小林麻耶、麻央の一進一退の病状明かす 子供たちの存在が支えに

[ 2017年4月3日 13:52 ]

14年10月のイベントで共演した小林麻耶(左)と麻央
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 昨年6月に体調を崩して休養していたフリーアナウンサー・小林麻耶(37)が3日放送のフジテレビ「バイキング」(月〜金曜前11・55)にVTR出演し、約11カ月ぶりの“テレビ復帰”した。MCを務める俳優・坂上忍(49)が単独インタビューに答える形で出演し、乳がんで闘病中の妹・小林麻央(34)の近況について語った。

 麻央について「凄い大切な家族なので」と話した麻耶。現在の状況について聞かれ、「うーん」と言葉を選びながらも「つらい状況は続いていますし、良くなったなと思うんですけど、またダメなったり。一進一退の状況が続いています。なんかこう…回復に向かっていけばいいなと思うけど、本当に日に日に違う。1日の中でも全然違う。元気な時間もあれば、凄いガグッて時もある」と一進一退の状況を明かし、「変わらず、見守るしかないですね。本当に頑張っているので」とした。

 「頑張れ」という言葉について安易に言えないとしながらも「本当に頑張れ!って思う時もある。凄く大変な時、その時は言っちゃいけないと思っても、頑張れってなっちゃう。そういう時の頑張れは大事だと思う」とも話した。麻央の病気によって命についての考え方は変わったといい、「生かされているものなのかなと思う。私からしたら、私だったらダメだったろうなという場面は何度もあるんです。妹はそれを何度も乗り越えてきて、この生命力、行きたいという気持ち、彼女だけの気持ちだけでなく、何か大きなものに生かされているというのを感じるようになった」と話した。

 「子供がいるというのは凄く大きいでしょうね。幼い子なのもあって、これからの成長も見ていたいと思うし、そういうことで明日へつなげているところはあると思う。ただ、その一方で、自分の思う通りの母業が何もできない。幼稚園に迎えに行くことも、運動会とか催し物に行けるかいけないかは祈るしかない」と幼い子どもたちの母である妹の気持ちを代弁。「妹が見ることができない部分は伝えて、時には動画を撮って、見せることで笑顔になって明るくなるので、そういうことで1日1日をつなげていくしかない」と姉として支える覚悟を明かした。

 インタビューした坂上には「応援が一番嬉しい」と笑顔を見せた麻耶。今後の仕事については「少しずつ再開させてもらいたい」とし、「倒れないことを目標に、いろいろとごめんなさい。本当にすみませんでした」と休養で迷惑をかけた坂上に改めて謝罪した。

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