映画「乱」復刻公開　仲代達矢、大胆年齢カット「４８歳になり…」

映画「乱４Ｋ」の公開初日を記念しトークショーを行った主演の仲代達矢
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　俳優の仲代達矢（８４）が１日、都内で、１９８５年の主演映画を高画質、高音質で復刻した「乱　４Ｋ」の公開記念トークショーを行った。

　「この映画はもう３０数年も前のもの。私も４８歳になりまして…いや、本当は８４」と話すと客席から笑いが起こった。

　同作は巨匠・黒澤明監督が構想１０年、総製作費２６億円を投じた大作。炎上する城の階段を駆け下りる名場面の撮影を振り返り「（一発撮りなので）転んだら４億（円の損害）だよ、と。そう言われても困りますよね」と苦笑い。

　エキストラ出演した「七人の侍」以来、薫陶を受けた黒澤監督について「厳しく鍛えていただいた。私もこの年でそろそろかと思いますが、一生懸命頑張りたい」と話した。