フジテレビ社長 アナ雪エンディング批判に「いい教訓。真摯に受け止め」

[ 2017年3月31日 15:48 ]

フジテレビ本社
Photo By スポニチ

 フジテレビの亀山千広社長(60)が31日、東京・台場の同局で定例会見を行い、4日に地上波放送したディズニーのアニメ映画「アナと雪の女王」のエンディング批判について「いい教訓を得た。真摯(し)に受け止める」と語った。

 「アナ雪」は平均19・7%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)と高視聴率をマーク。しかし、高視聴率の反面、エンディングの演出には批判が相次いだ。同局は、主題歌「Let It Go〜ありのままで〜」の歌唱動画を募集。映画本編のエンドロールを短縮し、視聴者連動企画「みんなで歌おう♪アナ雪」キャンペーンとしてエンディングで流したが、公開を控える同局製作映画の出演者らも登場。SNS上で「余韻が台なし」「映画というのはエンドロールまでが1つの作品」「素晴らしい作品のエンディングを自局の宣伝に使うのは失礼」などの書き込みが見られた。

 亀山社長は「動画を募集したのはいいことだった」としながらも「演出の仕方が(いきなり始まった)唐突感があったために批判があった」と解釈。「エンディングにこういうことがあると告知していれば、唐突感への批判はなかったかと思う」。また批判の声に関しては「いい教訓を得たし、真摯に受け止めます」と語った。

続きを表示

2017年3月31日のニュース