キムタク 杉咲花へ思いやり「女性は冷えちゃいけませんから」

[ 2017年3月30日 19:26 ]

イベントに登場した杉咲花
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 元SMAPの木村拓哉(44)が30日、京都市内で主演映画「無限の住人」(監督三池崇史、4月29日公開)のイベントに出席した。

 1月に都内で開かれたドラマ試写会での舞台あいさつ以来、関西ではSMAP解散後初となる公の場。観客約2000人の大歓声に迎えられ、「こういう場に立つのは凄く久々なのでちょっと緊張してます」と話した。イベント終了後も、退場時のキムタクをひと目見ようと会場出口にギャラリーが殺到。人気は健在だった。

 同作はSMAP解散騒動に揺れていた昨冬、京都府内などで撮影。ロケ地凱旋に、「今日は素晴らしい気候ですが撮影時は極寒。白い息がカメラに映らないよう、氷を噛み砕いて口の中を冷やしてからやってた」と当時を振り返った。

 撮影中の衣装は着流しと素足に履き物ながら「カイロを1枚も貼っていなかった」と共演の杉咲花(19)に明かされ「だって嫌じゃないですか。(アクションで)グワーって動いて、ポトッと(カイロが)落ちたら」と言って、笑わせた。

 さらに杉咲から「自分の体を張って守ってくれる用心棒の役柄と同じように、現場で“寒いからオマエ、コート着とけよ”と自分のことを差し置いてまで相手を思いやって下さる」と紳士ぶりを絶賛されると、「女性は冷えちゃいけませんから。僕、めんどくさがり屋なんです。着たり脱いだりが面倒だからそのまま居ただけ」と照れた。

 この日を皮切りに、北海道から熊本まで全国10都市、約7300キロを縦断する同作キャンペーンを行う。昨年6月に被災者支援で訪れた熊本に「もう一度お邪魔できるのが楽しみ。特別な思いになってしまうかも」と語った。

 退場時には、必死に手を差し伸べる最前列のファンらにハイタッチするサービスで感激させていた。

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2017年3月30日のニュース