稀勢の里 男泣き奇跡V「千秋楽」24・4%!瞬間最高は33・3%

[ 2017年3月27日 10:04 ]

優勝を決めた稀勢の里は国歌斉唱で涙を浮かべる
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 新横綱・稀勢の里が左肩付近を負傷しながら2場所連続優勝した26日のNHK総合「大相撲春場所・千秋楽」(午後5・00)の平均視聴率は24・4%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)だったことが27日、分かった。左肩負傷の翌日となった14日目(後5・00)も21・2%を記録。左手が万全でない中での奇跡の逆転優勝劇に、ファンの視線が集まった。

 千秋楽の瞬間最高視聴率は午後6時の33・3%。稀勢の里が大関・照ノ富士との優勝決定戦を制して2場所連続の優勝決め、館内が湧き上がる中、花道を下がる場面。14日目は午後5時56分の27・7%だった。

 1差で追う大関・照ノ富士との本割を突き落としで制し、迎えた優勝決定戦。もろ差しを許しながら、右から起死回生の小手投げで勝利した。表彰式では、激闘の15日間を振り返り男泣き。優勝インタビューでも目を真っ赤にして「自分の力以上のものが最後に出た。見えない力が働いた」と声援とサポートに感謝していた。

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2017年3月27日のニュース