「べっぴんさん」週平均自己ワースト19・0% 3週連続大台割れで最終週へ

[ 2017年3月27日 10:09 ]

NHK連続テレビ小説「べっぴんさん」の主演を務める芳根京子
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 女優の芳根京子(20)がヒロインを務めるNHK連続テレビ小説「べっぴんさん」(月〜土曜前8・00)の第25週の平均視聴率は19・0%(ビデオリサーチ調べのデータを基に算出、関東地区)だったことが27日、分かった。第23週、24週で記録した19・7%を下回る自己ワースト。また、最終週を前に3週連続の週平均大台割れとなった。

 週平均は第1週=20・0%、第2週=19・8%、第3週=20・3%、第4週=20・1%、第5週=20・3%、第6週=20・8%、第7週=21・0%、第8週=20・5%、第9週=20・6%、第10週=20・9%、第11週=20・9%、第12週=20・9%、第13週=20・9%、第14週=20・1%、第15週=20・6%、第16週=21・1%、第17週=21・0%、第18週=20・6%、第19週=20・3%、第20週=20・0%、第21週=20・1%、第22週=20・4%と推移。第2週を除いて20%以上をキープしていたが、第23週、24週で自己ワーストとなる19・7%を記録し、2週連続で20%を下回っていた。

 各日の番組平均は20日=18・7%、21日=19・7%、22日=18・1%、23日=19・7%、24日=19・0%、25日=18・6%。

 昭和時代の神戸、大阪を舞台に、ヒロイン・坂東すみれ(芳根)が戦後の焼け跡の中、娘や女性のため、子ども服作りにまい進する姿を描く。モデルはアパレルメーカー「ファミリア」創業者の1人、坂野惇子。

 朝ドラ通算95作目。脚本はフジテレビ「ファースト・クラス」などで知られる渡辺千穂氏(44)。演出は梛川善郎、新田真三、安達もじりの3氏。主題歌「ヒカリノアトリエ」はMr.Childrenが書き下ろした。4月1日まで全151回。

 第25週は「時の魔法」。すみれ(芳根京子)たちは、東京の銀座に空きビルを借り、子育てに必要な物ならなんでもそろうキアリスの「ワンダーランド」を作ろうと意気込んでいた。しかし、君枝(土村芳)の夫・昭一(平岡祐太)が勤務先の銀行で必要な資金を調達できないかと動くが融資は認められなかった。そんな時、大手商社「KADOSHO」の古門(西岡徳馬)から資金提供の申し出が。古門は栄輔(松下優也)がエイスを倒産させる元凶となった存在。すみれたちの決断は…。一方で、自分たちの思いが健太郎(古川雄輝)、さくら(井頭愛海)ら次世代のキアリス社員たちに受け継がれていることを確信したすみれたちは、キアリスに引退しようと考える。それを知った栄輔は、明美(谷村美月)に長年抱えていた思いを告白する。すると明美から思いもよらぬ提案が飛び出し…。さらに、キアリスを引退したすみれたちのもとを、ある女性が訪ねてくる。持参した風呂敷を広げると、中から現れたのは28年前に店の看板代わりに作ったワンピースだった。美幸(星野真里)との再会をきっかけに、すみれたちは第二の人生で自分たちがやるべきことを見いだしていく…という展開だった。

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2017年3月27日のニュース