吉永小百合　震災復興支援公演に２年連続ゲスト出演　詩３編を朗読

東北ユースオーケストラのコンサートにゲスト出演した吉永小百合（中央）を挟んで進行役の渡辺真理（左）と坂本龍一
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　音楽家の坂本龍一（６５）が発起人となり、東日本大震災の復興支援プロジェクトの一環として結成された東北ユースオーケストラのコンサートが２５日、東京都新宿区の東京オペラシティで開催された。岩手、宮城、福島３県の小学生から大学生まで１０４人が参加する混成オケで、「ラストエンペラー」やマーラーの交響曲１番などを熱演した。

　昨年に続き女優の吉永小百合（７２）がゲスト出演。福島と沖縄の子供たちの詩３編を朗読した。吉永は「マーラーの難曲をやろうという意気込み、そしてお客さんも素晴らしいものにしようという思いを子供たちに伝えていた。まさに客席と一体になっての演奏でした」と惜しみない拍手。そして「押し掛けじゃありませんが、今後もどんな形でも参加させてもらいたい」と支援継続を約束した。２６日の福島県郡山市での公演にも出演する。