テレ東「路線バス旅」新コンビは田中要次&羽田圭介!太川陽介も語りで参戦

[ 2017年3月18日 06:00 ]

新シリーズ「ローカル路線バス乗り継ぎの旅Z」で新コンビを組む田中要次(中央)と羽田圭介(左)。初回のマドンナはIMALU(C)テレビ東京
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 2007年10月にスタートし、俳優の太川陽介(58)と漫画家でタレントの蛭子能収(69)が今年1月2日放送分(第25弾)をもって卒業したテレビ東京の人気シリーズ「ローカル路線バス乗り継ぎの旅」が「ローカル路線バス乗り継ぎの旅Z」とタイトルを変え、刷新。俳優の田中要次(53)と芥川賞作家の羽田圭介(31)が新たな旅人として新コンビを組むことが18日、分かった。新作の放送は今月25日午後6時半から。初回のマドンナはタレントのIMALU(27)が務める。太川は、おなじみのキートン山田(71)とともにナレーションで参戦。新シリーズを盛り上げる。

 田中と羽田の2人は昨年11月26日に放送された特別編に出演。ローカル路線バス乗り継ぎの旅に初挑戦し、見事ゴールした。新シリーズも台本なし、仕込みなし、アポなしのガチンコ旅。2度目の今回は静岡県伊豆半島下田港をスタートし、3泊4日で愛知県知多半島の先端・師崎港を目指す。伊豆半島を北上し、東海道沿いに西へ向かうが…路線バスはつながるのか?宿は?観光&美味を楽しめるのか?

 新シリーズ抜擢に、田中は「太川さんと蛭子さんの最後の旅を見て、これは本当に大変な役目なのだということを思い知らされました。先人への思い入れが強い視聴者の方々も多いと思われますが、僕と羽田君の新たなコンビネーションも続いて楽しんでいただけたらと願うばかりです」。羽田は「テレビ東京の看板番組に自分が出ていいのか?と思った。だが、太川さん・蛭子さんたちから引き継ぐだとか、レギュラーになるというような実感はない。今回がダメだったら、次はない。1回1回の連続に過ぎない。だから、続けたいのであれば、良い旅になるよう、努力しなければならない。事後的に見て、長く続いていれば、御の字なのかもしれない」と自身を律する。

 役割分担については、田中が「2人で打ち合わせたわけでもないですが、今のところ僕がコースの分析、羽田君が緊急時とオモシロ担当でしょうか?共通しているのは2人ともネガティブになりやすい」と語れば、羽田は「田中さんは地図を読み、思いもよらぬルートを発見される。かといってマシンのように目的地を目指すわけではなく、とにかく温泉に入ったり楽しみたいという側面も持ち合わせている。当然のことながら、場所や食事に関してのリアクションもしっかりされる。自分は、腕時計を見て精確な時刻を告げる役割。出発時刻を早めようともする」と明かした。

 田中によると「良くも悪くもミラクル連発な旅」。羽田も「終盤の極限状態でのIMALUさんの決断、それに感化される僕と田中さん。ラストまで見てほしいです。旅を終えて数日経った今も、思い出すと…」と訴えている。

 同局の越山進プロデューサーは「まず、こんな大変な番組の出演を承諾してくれた田中さんと羽田さんに感謝します」と謝辞。「遂に『バス旅Z』として生まれ変わりますが、アポなし&ガチンコ旅の基本路線は変わっていません。ある程度は予想していましたが、思いもよらないトラブルの連続で…特に後半は衝撃の展開になっています。太川&蛭子コンビとはまた違ったドキドキ感が味わえますので、ぜひ最後までお楽しみください」と呼び掛けている。

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2017年3月18日のニュース