土屋太鳳、渡瀬さんとの「セーラー服と機関銃」秘話の思い出つづる

[ 2017年3月16日 21:11 ]

土屋太鳳
Photo By スポニチ

 女優の土屋太鳳(22)が16日、自身のブログを更新。多臓器不全のため14日に亡くなった俳優・渡瀬恒彦さん(享年72)に映画「釣りキチ三平」で撮影当時の思い出をつづった。

 土屋は「私が生まれて初めて地方ロケに参加した作品であり 生まれて初めて舞台挨拶にも参加させていただいた作品 映画『釣りキチ三平』で本当にお世話になった渡瀬恒彦さんがこの世を旅立たれました」とつづり、「お手紙を書きたい書きたいと思いながら お届けすることの叶わないまま お会い出来なくなってしまいました。 後悔って…突然来るのだなと 今、本当に噛みしめています」と、無念をにじませた。

 土屋にとって渡瀬さんは特別な人だったという。「大きな目標としていた映画『セーラー服と機関銃』で薬師丸ひろ子さん演じる女子高生 星泉が思いを寄せることになる 佐久間さんを演じていらっしゃったからです」とその理由を明かし、「そのことを『釣りキチ三平』の現場でお話させていただいたところ、当時の撮影のことや 薬師丸ひろ子さんのご様子など 本当に詳しくお話してくださって 私は本当に嬉しくて嬉しくて 台本にたくさんメモをしたことを覚えています」と、大先輩が語って聞かせてくれた数々のエピソードに胸を躍らせた。

 また、「『お前は演技はヘタだけど、飯の食べ方だけはいい!きれいに食う!』と 大きな大きな笑顔でおっしゃってくださいました。嬉しいようなくすぐったいようなあの時の気持ちと 渡瀬さんの満面の笑顔と 豪快なお食事の様子と 明るい声が 今も忘れられません」とつづった後、「一方通行になってしまうとしても 恩返しとして出来ることがあるならば 作品に出会える限り、女優として 仕事をすることなのだと思います」とつづり、決意を新たにしていた。

続きを表示

2017年3月16日のニュース