「君の名は。」「シン・ゴジラ」などに文化庁メディア芸術祭大賞

[ 2017年3月16日 17:45 ]

 文化庁は16日、優れた映像作品などを表彰する2017年度メディア芸術祭賞の受賞作を発表した。最高位の大賞は、新海誠監督の映画「君の名は。」(アニメーション部門)、庵野秀明総監督の映画「シン・ゴジラ」(エンターテインメント部門)などに贈る。

 劇場アニメ「君の名は。」は、地方の女子高校生と東京の男子高校生が夢を通じて触れ合うファンタジー。審査委員の有識者らは「現代人の心を象徴する作品」と評価した。

 特撮映画シリーズ「ゴジラ」の最新作「シン・ゴジラ」については「日本の特撮やアニメ、実写のスタッフと技術が集結した鮮烈な作品」とたたえた。

 大賞はこのほか、石塚真一さんの「BLUE GIANT」(マンガ部門)、ドイツのラルフ・ベッカーさんの現代アート作品(アート部門)に贈る。

 メディア芸術祭は今回が20回目で、国内外から4034作品の応募があった。優秀賞16作品、新人賞12作品を含む作品展が9月に東京都内で開かれる。

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