渡瀬さん、余命1年告知受けていた…兄・渡哲也明かす「喪失感は言葉にならない」

[ 2017年3月16日 12:45 ]

渡瀬恒彦さん(左)と兄で俳優の渡哲也
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 俳優の渡瀬恒彦さんが14日、多臓器不全のため東京都内の病院で死去した。72歳。兄の渡哲也(75)は最愛の弟の訃報に「この喪失感は何とも言葉になりません」と悲痛なコメントを寄せた。

 渡瀬さんは2015年に胆のうがんと判明。少しずつ仕事復帰を果たしたが完治せず、入退院を繰り返していた。今年2月中ごろには左肺に気胸を発症して入院治療を続けていたが、3月に入り敗血症を発症し、今月14日に多臓器不全のため亡くなった。

 訃報を受け、「余命1年の告知を受けておりましたので、今日の日が来る覚悟はしておりましたものの、弟を失いましたこの喪失感は何とも言葉になりません」とつらい心中を明かした渡。「幼少期より今日に至るまでの2人の生い立ちや、同じ俳優として過ごした日々が思い返され、その情景が断ち切れず、つらさが募るばかりです」とコメントしている。

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