「怒ったことない」飯豊まりえ 藤田ニコルと人生唯一のケンカ

[ 2017年3月12日 12:23 ]

映画「暗黒女子」トークライブ in 本のフェスに登壇した飯豊まりえ
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 女優の飯豊まりえ(19)が12日、都内で主演映画「暗黒女子」(4月1日公開、監督耶雲哉治)のトークイベントを耶雲哉治監督、原作者の作家・秋吉理香子氏らと行った。

 同作は宗教法人「幸福の科学」に出家した女優の清水富美加(22)と飯豊のW主演作で、秋吉氏の同名ミステリー小説を原作に、名門女子高のカリスマ美少女の謎の死を描く“裏切り”エンターテインメント。飯豊は原作について「ミステリーってあまり読んだことなくて、完全に騙されましたね。キャラクターはぴったりだなと」。秋吉氏からも「ぴったり。お祓いの時からオーラと美しさがすでに(演じた)いつみだった。この方に主演をしていただいて作者冥利に尽きるな」と称賛され、満面の笑みを浮かべた。

 難しい役どころに「やったことない役でやりがいがあった。いつみちゃんにやられていて、泣いちゃっていたんです。私は作品が客観的に見られない」と飯豊。そんな役柄の“悪魔な部分”を引き出すために、耶雲監督による厳しい演技指導もこなしたという。役柄とは違い、監督から「これまで怒ったこともない」ほど穏やかな性格だと明かされた飯豊は「ないんです。でも、1度だけけんかしたことがあって…」とポツリ。その相手はモデル仲間の藤田ニコル(19)だったといい、「雑誌が一緒だったんで、お互い中学生だったので、何かちょっとしたことで凄い怒ったことがあった。ニコルは怒らないです、何で怒ってんの?って…本当にそれだけです」と話し、若かりし日のエピソードで明かし、笑わせた。

 清水の出家騒動を受け、2月21日に行われた完成披露試写会もW主演の片方を欠いた異例の状態で決行。登壇した飯豊は「富美加ちゃんが一緒にここに立てなかったのは残念です。私は富美加ちゃんの人柄が好き。“一緒に頑張ろうね”って言ったので、みんなで作り上げたことに嘘はありません」と涙を流していた。この日は清水についての言及はなかったが、清水をはじめ、若手女優が多数出演する撮影での雰囲気について「女子校みたいだった。女子校ってこんな感じなんだなって。千葉(雄大)さんが借りてきた猫みたいだった」と振り返っていた。

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2017年3月12日のニュース