三浦大知 故郷・沖縄凱旋公演 世界遺産を背に18曲、2500人魅了

[ 2017年3月12日 04:00 ]

沖縄県中城村の世界遺産「中城城跡」の特設ステージで凱旋コンサートを行った三浦大知
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 歌手の三浦大知(29)が11日、生まれ故郷・沖縄で初めてソロコンサートを行った。中城村の世界遺産「中城(なかぐすく)城跡」に特設された野外ステージでの凱旋公演。春の陽気とは程遠い曇天ながら、雨雲を突き抜けるような歌声を響かせた。

 世界遺産に負けない存在感だった。オリコン1位を初めて獲得した最新曲「EXCITE」など、ダンスナンバーからバラードまで幅広い18曲で、2500人を魅了した。朝にソーキそばを食べ、「沖縄のパワーを借りて歌ってます」と笑顔を見せた。

 那覇市で生まれ、6歳からダンススクールで「DA PUMP」や「SPEED」と一緒に練習を重ねた。97年に小中学生ユニット「Folder」のボーカルとしてデビュー。この日は「沖縄だからこそできる」と、ユニット時代の曲を初めてライブで歌った。

 30歳を前に評価が急上昇している“和製マイケル・ジャクソン”は、「日々積み重ねていくのが三浦大知のやり方。これからもしっかり歌って踊っていけるよう、一歩一歩積み重ねていきたい」と力を込めた。

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2017年3月11日のニュース