関ジャニ・安田章大 もがき苦しんだデビュー当時 奮闘する演歌歌手役に共感

[ 2017年3月8日 13:10 ]

舞台「俺節」の製作発表に出席したシャーロット・ケイト・フォックス
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 関ジャニ∞の安田章大(32)が約2年半ぶりの舞台に挑戦する「俺節」(5月28日〜6月18日、東京・TBS赤坂ACTシアター)の製作発表が8日、都内のホテルで行われた。

 43歳の若さで急逝した漫画家・土田世紀さんの同名コミックが原作。安田は、青森・津軽から上京し演歌歌手を目指して奮闘する海鹿耕治(コージ)役で「僕らもスタートはあまりいい待遇ではなかったけれど、もがき、苦しみながらジャニーズ事務所の中で頑張って売れたいと思ってきた。生きてきた人生観はコージに似ているのかなと思う」と役柄に共感した様子だ。

 10曲以上の演歌を披露する予定だが、「デビューの時は演歌のくくり(「浪花いろは節」)だったので。小さい頃からお父さんが聴いていたので、なじみがある」と不安はない様子。脚本・演出の福原充則氏(41)らとの初顔合わせでもカラオケに行って数曲歌ったそうで、「歌が上手かというより、熱量をどれだけ届けられるか、グッとお客さんの心をつかむのが大事」と意欲を見せた。

 ヒロインを務めるシャーロット・ケイト・フォックス(31)との淡い恋も描かれ、「安心して寄りかかってくれれば、しっかりエスコートします」と座長らしく力強く宣言。フォックスも、「最初は緊張していたけれど、お会いした瞬間に安心感がありました。全員がアーティストの集団なので、とても美しい作品がつくり上げられると確信しています」と信頼を寄せた。

 だが、津軽弁でのセリフには「知りませんよ」と苦笑い。それでも、「津軽弁と、上京するわけだから標準語、ケイトさんとは英語やし、いろんな言葉が覚えられてバラエティに生かせそう。武器になればと思っています」と前向きにとらえていた。

 また、コージの相棒となる役どころで福士誠治(33)も出演。女優の比嘉愛未(30)との破局が報じられて初の公の場となったが、取材陣の呼び掛けには顔を向けることもなく、無言のまま会場を後にした。

 他に六角精児(54)、高田聖子(49)、桑原裕子(40)、中村まこと(53)、西岡徳馬(70)らが出演する。

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2017年3月8日のニュース