草なぎ剛主演「嘘の戦争」10・5% WBCの裏で健闘2桁

[ 2017年3月8日 09:25 ]

「嘘の戦争」(C)カンテレ
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 昨年大みそかをもって解散した「SMAP」の草なぎ剛(42)が主演を務めるフジテレビ「嘘の戦争」(火曜後9・00)の第9話が7日に15分拡大で放送され、平均視聴率は10・5%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)だったことが8日、分かった。初回から9週連続で2桁をキープ。

 第1話=11・8%、第2話=12・0%と堅調な滑り出し。その後も第3話=11・3%、第4話11・1%、第5週=11・5%、第6話=10・3%、第7話=10・9%、第8話=11・5%と、一度も2桁を割ることなく推移。今回も同時間帯では侍ジャパンのWBC初陣「日本―キューバ」(TBS系)が生中継された中、2桁を維持した。

 2015年1月クールに放送され、好評を博した「銭の戦争」に続く“復讐シリーズ”第2弾。脚本・後藤法子氏、演出・三宅喜重氏をはじめ、「銭の戦争」のスタッフが再び集まった。

 草なぎは30年前に一家無理心中に見せかけて家族を殺害され、天才詐欺師となって復讐の鬼と化す男を熱演。詐欺師ならではの手法を使ったスリリングな復讐劇をシリアスに、ユーモラスに描く。水原希子(26)と山本美月(25)が、主人公と禁断の三角関係に陥る女性役を演じる。

 第9話は、浩一(草なぎ)は、30年前の事件で生き残った「千葉陽一」と同一人物だと知られてしまう。そこで浩一は、事件の証拠となる録音テープをばらまき、会社の粉飾決算を暴露すると脅し、二科(市村正親)に謝罪を要求する。そんな中、浩一は、30年前の事件の元凶となった女性会社員殺害事件の証拠を、亡き父親が守(大杉漣)に託していたことを知り、がくぜんとする。守にも復讐(ふくしゅう)しようと、守と疎遠になっている娘・由美子(国仲涼子)に接触を図る…という展開だった。

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2017年3月8日のニュース