「南瓜とマヨネーズ」初の実写化 臼田あさ美が5年ぶり映画主演

[ 2017年3月4日 06:40 ]

映画「南瓜とマヨネーズ」に主演する臼田あさ美
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 「オトナ女子がハマる」といわれ、発売から約20年たった今でも人気の漫画「南瓜とマヨネーズ」が初めて実写化される。女優臼田あさ美(32)が主演し、音楽の夢を追う彼氏と、女グセの悪い元彼氏の間で心が揺れる女性の姿を描く。同題で11月に公開。監督は冨永昌敬氏が務める。

 原作漫画は魚喃(なななん)キリコさんの作品で、女性の心情をリアルに描いた物語。99年の発売だが、現代の20〜30代の女性のハートも捉え続けている。

 臼田にとって5年ぶりの映画主演。演じるのは洋服店で働くツチダ。同棲中の恋人せいいちは、夢を追うミュージシャン。一方で偶然再会した元恋人ハギオは自身を妊娠、中絶させたイケメンのダメ男。2人の間で心が揺れながら、未来への答えを見つけ出す。せいいちを太賀(24)、ハギオをオダギリジョー(41)が演じる。

 最初のオファーは4年前だった。臼田自身も原作にハマり「これは自分がやるべきだ」と出演を熱望。昨年10月に撮影にこぎ着け「やっとの思いで特別な日常を収めました」とうれしそうに胸を張った。役作りは、リアルな女性の姿を描く作品のため「毎日淡々と平凡に過ごそう」と心掛け、等身大で臨んだ。

 プライベートでは今年1月にロックバンド「OKAMOTO’S」のドラマー、オカモトレイジ(26)と結婚。女優としてはコメディーからサスペンスなど、幅広い作品に出演し、その実力の評価が高い。公私ともに好調な中、どんな演技を披露しているのか注目だ。

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