「シン・ゴジラ」特撮映画初の最優秀作品賞 日本アカデミー賞7冠

[ 2017年3月4日 05:30 ]

日本アカデミー賞作品賞に輝いた「シン・ゴジラ」の石原さとみ(前列右から2人目)がインタビューに答える
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 第40回日本アカデミー賞の授賞式が3日、都内で行われ、大ヒットした「シン・ゴジラ」が、作品賞など最多の7部門で最優秀賞を受賞した。

 特撮映画が最優秀作品賞に選ばれたのは初。樋口真嗣監督(51)は「60年前に怪獣を使って映画を作った大先輩からバトンを受け継ぎ、それに恥ずかしくないものを作ろうと向き合った。こういう結果になってうれしい」と笑顔。ヒロインを演じた石原さとみ(30)は「ゴジラに関わった期間は胃が痛かったけど、こうして終わることができてうれしい」と感涙。

 「64―ロクヨン―前編」で最優秀主演男優賞の佐藤浩市(56)は「またここに戻ってこられるよう映画作りを続けたい」と抱負。「怒り」で同助演男優賞の妻夫木聡(36)は「夢のよう」と喜んだ。「湯を沸かすほどの熱い愛」で親子を演じた宮沢りえ(43)と杉咲花(19)が主演女優、助演女優の最優秀賞を受賞した。

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