仲間由紀恵 テレビドラマで初の殺され役に「嫌な夢を見るようになった」

[ 2017年3月2日 17:29 ]

テレビ朝日スペシャルドラマ「そして誰もいなくなった」制作発表記者会見に出席した主演の仲間由紀恵
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 女優の仲間由紀恵(37)が主演するテレビ朝日の2夜連続のスペシャルドラマ「そして誰もいなくなった」(25日後9・00、26日後9・00)の制作発表会見が2日、都内で行われ、仲間のほか、向井理(35)、荒川良々(43)、沢村一樹(49)、津川雅彦(77)ら豪華キャストが勢ぞろいした。

 全世界で1億部以上を売り上げている英推理作家アガサ・クリスティの代表作の日本初の映像化。孤島のホテルに集められた10人が次々と殺されていくストーリーや、基本の設定、トリックは原作通りに、登場人物だけは全て日本人に置き換える。

 かつて世界大会で金メダルを獲得した元水泳選手を演じた仲間は「水泳選手をアピールするようなシーンはなかったかなと思うが、一生懸命演じさせてもらった。この話をいただいて、大変嬉しくて、ワクワクしながら撮影に入りました。いい緊張感の中で撮り終えることができた。ぜいたくな時間だった」と充実の表情。作中、仲間演じる涼をはじめ、登場人物が次々と殺されていく。

 テレビドラマでは初の殺され役に挑み、「初めてでしたけど、気持ちのいいものではない。その辺りに嫌な夢を見るようになりました。起きる時は嫌な気持ちになりながら起きていました」と苦笑。「悪夢は見ませんでした?」と共演者たちに同意を求めるも、大先輩の津川は「仲間ちゃん、僕なんか出る度に死んでるよ」とたしなめ、笑いを誘った。

 劇中では、十人十色でさまざまな殺され方をする。こちらも初の殺され役の向井は「ある意味、重要な役を仰せつかったと思っているので、見逃さないでいただきたい」とニヤリ。余貴美子(60)は「一番寒い殺され方だったので、これじゃないほうが良かった。別の死に方が良かった…」と不満げ。そんな中、どの死に方がイヤ?との質問に、仲間は「寒い思いや痛い思いをされている方もいますが、私の殺された方が一番イヤだな」と苦笑いだった。

 2夜連続の2夜目は警部役の沢村と警部補役の荒川らが事件を解決していくパートとなる。この会見がそうそうたる俳優陣と初顔合わせとなり、荒川は「沢村さん以外の方々とは先程お会いしたんですが、怖かったです」。沢村も「皆さんの足跡をたどっていくように、事件を解決していきましたので、亡霊と会っているような気持ちで違った意味で怖かった。(殺される側とは)全然違う現場だったので、あちら側じゃなくて良かった」と続け、笑わせた。会見には、柳葉敏郎(56)、大地真央(61)、藤真利子(61)、國村隼(61)、橋爪功(75)も出席。メインキャストの1人である渡瀬恒彦(72)はスケジュールの都合で欠席した。

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