倉木麻衣コナンでギネス申請 同一シリーズ21曲目歌う

[ 2017年3月1日 05:30 ]

00年から「名探偵コナン」のテーマ曲を歌う倉木麻衣
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 歌手の倉木麻衣(34)が「同一シリーズのアニメ、映画で、最も多くのテーマ曲を歌った歌手」として、ギネスブックに申請される。

 来月15日公開の「名探偵コナン」劇場版最新作「から紅の恋歌(ラブレター)」で、主題歌「渡月橋〜君 想ふ〜」を歌唱することが決定。劇場版コナンの主題歌は8年ぶり4回目。これでアニメ版のオープニング、エンディングを含め、コナンシリーズでのタイアップは21曲目となる。

 昨年4月に公開された劇場版「純黒の悪夢(ナイトメア)」で、区切りの20作目を迎えたことから、映画会社が公式サイトでファンに「もう一度見たい作品」をアンケートしたところ、倉木が主題歌を担当した03年「迷宮の十字路(クロスロード)」が1位となった。

 この結果を受け「やはりコナンといえば倉木麻衣」と再認識した製作サイドが、久々の劇場版主題歌をオファー。「これを機に、世界的に支持を集めるコナンと倉木さんのタッグを、イメージだけでなく記録として後世に残したい」と関係者がアイデアを出し合ったところ、ギネスブックに申請することになった。

(「しんちゃん」は/矢島晶子の11回/) 所属事務所のスタッフらが調べたところ、他のシリーズでは「クレヨンしんちゃん」で主演の声優、矢島晶子(49)が役名の「野原しんのすけ」名義で担当した11回が最多という。申請する項目の表現については今後調整するが、記録は認定される見込み。事務所関係者は「コナンとの深い結びつきが、公に認められれば素晴らしいことです」と期待を寄せる。

 今作の主題歌はシングルとして来月12日に発売予定。倉木は「コナンくん作品ならではのドラマチックで美しいストーリーを彩る一曲になればうれしい。私も一ファンとして、公開がとっても楽しみ」とコメントした。

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2017年3月1日のニュース