Chage「YAH YAH YAH」発売当時の衣装で熱唱、相方はスタレビ根本

[ 2017年2月19日 19:11 ]

「YAH YAH YAH」を披露したChage(左)と根本要
Photo By 提供写真

 シンガー・ソングライターで「CHAGE and ASKA」のChage(59)が19日、大阪城ホール(大阪市中央区)でエフエム大阪の飲酒運転撲滅啓発イベント「LIVE SDD」に初出演した。93年に発売され、240万枚を超える大ヒットを記録したチャゲアスの楽曲「YAH YAH YAH」を、当時の衣装の黒いロングコートをなびかせ、熱唱した。

 覚せい剤取締法違反などの罪で執行猶予中の相方・ASKA(58)は15日、テレビ西日本(福岡)のローカル情報番組で、逮捕後初めてとなるテレビ出演し、新曲を歌ったばかり。Chageは同ライブのプロジェクト・リーダーで親交の深いバンド「スターダスト・レビュー」のボーカル&ギター根本要(59)から、「相方が忙しいので1人で参加です」と紹介され、「力いっぱい歌います」と応じた。

 根本に「せっかく来てくれたからオレ、アレやりたい!」と、「YAH YAH YAH」のコラボをリクエスト。「言っとくけど、オレはハモ(りパート)しかできないから」と断りつつ、「小道具持ってくるから」とノリノリで、黒いトレンチコートを持参し、ASKA役の根本にも着せた。

 サビでは、目の前の巨大扇風機から吹き出る風を全身に受けながらこぶしを挙げ、94年の発売当時におなじみだった歌唱風景を再現。1万人の観客を沸かせた。司会の小倉智昭(69)からは「よかった、涙出た!いい歌はやっぱりいいよ」と言われ、「そう、勇気もらえるんですよね」と同意し、黒コートについて「あれ、本物ですからね!」と言って、驚かせていた。

 また、「私にとって一番古いバラード。心を込めて歌わせていただきます」と解説し、79年に自身が作詞・作曲したチャゲアスの名曲「終章(エピローグ)」も披露。飲酒運転については、「ダメなものはダメなんです。それに尽きると思います」と力を込めた。

 この日はNMB48も登場し「365日の紙飛行機」などを披露した同イベント。今年で10年の節目を迎え、収益金などは全額「交通遺児等育成基金」で半額を活用、半額を積み立ててきた。積立金が1億円を超え、音楽を志す交通遺児を対象とした「SDD音楽奨学金」をスタートさせることが発表された。

続きを表示

2017年2月19日のニュース