和田アキ子 清水富美加の著書を読み「なんで7年前に相談しなかったの」

[ 2017年2月19日 13:37 ]

和田アキ子
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 歌手の和田アキ子(66)が19日放送のTBS「アッコにおまかせ!」(日曜前11・45)に生出演。宗教法人「幸福の科学」に出家すると報じられた女優の清水富美加(22)の騒動について言及した。

 清水の騒動を扱った特集コーナーで、和田は「嫌やったから、こういうことに関して」と騒動について触れたくなかったという本音を告白。昨年12月に芸能界を引退した元俳優の成宮寛貴氏(34)の引退騒動を引き合いに「芸能界をやめる人に対しては、何も言いたくなかった」としながらも「(芸能界に)在籍していいて、芸能活動もしている場合は扱っていいんだってね。何をしゃべろうか、昨日の夜に(取り上げる内容を)全部チェックした」と放送前に事細かに見てから放送に臨んでいるとした。

 1週間前の12日発売のスポーツ紙各紙で、清水の出家・引退が報じられた。そのわずか5日後にインタビュー本「全部、言っちゃうね。」が発売されるという急展開に「びっくりしました」。インタビュー本に関しては「読みました。出そうと思えば出せるけど、もうこんなことを書いてるの?って」と驚いたといい、マスコミ各社に配布された本をいち早く読み、「すぐ読める本だけど、いろいろ考えると結構時間がかかった」と感想を述べた。

 本の中で「死にそう」「死にたい」との記述もあり、「死にそうだったと言えば、誰も止められない。それはそれでしょうがない。でも、7年前に死にたかったと。でも、6歳から信仰しているところに、相談しなかったのかね?事務所には言いづらくても、なんでその時に助言をもらわなかったのか。本を読んでそう思いました」と首をひねった。

 また「『幸福の科学』という事務所を移籍したと考えればいい」と持論を述べたうえで「具合が悪い、仕事できる状態ではありません。少し休ませてください。でも、ここでは無理です、ほかのところで見ていただきます、とあるべきことだと思うんです。踏まえたうえでやれば、何も文句なかった。中途半端のままやっているから」と不満を口にした。

 これには竹山隆範(45)も「事務所、事務所っていうと、芸能界が特殊って言われる。そういうのではなく、サラリーマンが勝手に明日から(会社に)来ないで“今日からこっちで働きます”ってことは社会的ルールとしてダメ。病気だったとしても話し合わなきゃいけない、そこがごちゃっとしちゃっている」とフォロー。

 さらに「賛成も反対もない。個人が選んだことだから自由。人生も自由」と前置きしたうえで、「芸能界でやってきてつらいのはわかる。僕だってつらい。46年間生きて、何度も死にたいと思っている。それでも、生きなきゃいけない。この子の場合は好きな宗教でやるなら人間って生きていかなきゃいけなんだよってことを自ら教える立場になっていってほしい。それには、迷惑かける人に1回謝りに行ったら?と思う」と熱く語った。

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2017年2月19日のニュース