小芝風花 大先輩・香川京子の優しさに感激「こんな女性、女優になりたい」

[ 2017年2月18日 15:52 ]

映画「天使のいる図書館」初日舞台あいさつに登壇した小芝風花
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 女優の小芝風花(19)と香川京子(85)が18日、都内で映画「天使のいる図書館」(監督ウエダアツシ)の初日舞台あいさつを行った。

 仕事になじめない図書館の新人司書(小芝)が、利用者の老婦人(香川)との出会いを通して成長していく物語。小芝は大先輩の香川との共演について「香川さんはお会いするたびに優しい笑顔で迎えてくださり、横に立てることがうれしいのと緊張で…。とても光栄です」と恐縮しきり。

 また、撮影中に「大事なシーンで、私が気持ちを作れなくて、お待たせしてしまった時があったのですが、香川さんが私にだけ聞こえるように繰り返しセリフを言って下さった。大先輩の香川さんがこんなことして下さるのかとすごい感動しました。私もこんな女性、女優になりたいと心から思いました」と感激した様子で語った。

 だが香川は「私も長いセリフだったので、自分のためにやったの」と謙遜。しかし「私が新人の時、先輩の田中絹代さんや高峰秀子さん、山田五十鈴さん、みなさんとても親切で優しくして下さった。すばらしい先輩に囲まれ、私も後輩ができたらこういう風に接したいと教えられた。なので、若い人に私にもできることがあったらって思いました」と明かし、共演者たちを感激させていた。

 イベントには他に森本レオ(73)、ウエダ監督も出席した。

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