あっという間にお金が…藤真利子 11年にわたる母の介護で自責の涙「私がいけない」

[ 2017年2月17日 21:13 ]

藤真利子
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 女優の藤真利子(61)が17日に放送されたTBS「爆報!THE フライデー」(金曜後7・00)に出演。母の介護生活を振り返り涙した。

 05年6月、同居していた母・静枝さんが脳梗塞で倒れ、入院。日常生活が困難で、話すことも難しくなっていた。藤はドラマの仕事が増えていた時期で、面会時間に融通が利く個室の入院を選んだ。だが、病院からの請求は一か月で70万円に達し、その後も治療費や生活費で年間総額は500万円となった。

 「あっという間にお金がなくなりますよ、介護は。最初の1年で使い切った」と当時を振り返る藤。そうして選んだのが在宅介護だった。静枝さんの介護について全て自分で決め、まさに「自分が主治医」と言える生活となった。

 静枝さんは16年11月、92歳で他界。四十九日がたった頃、藤は「私がいけない、私の判断ミスです」と号泣。自分を責め、「私が殺しちゃったような気がするんですよ」と悔やんだ。

 だが、ある時生前の静枝さんの動画が見つかった。藤が留守の時にヘルパーが撮影したもので、しゃべれないはずの静枝さんが「おかえり、マリ」と話しているものだった。藤は「産んでくれてありがとうって思います。感謝してます、全てを」と涙ながらに静枝さんへの思いをあふれさせた。

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2017年2月17日のニュース