三浦貴大「お宝をゲットしないと飯を食えない職人的な生き方にあこがれていた」

[ 2017年2月17日 20:41 ]

ドラマ「銭形警部」第1話先行試写会でトークショーを行った三浦貴大
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 俳優の三浦貴大(31)が17日、大阪市内で開かれたWOWWOWドラマ「銭形警部」(19日後9・00スタート、全4話)の第1話先行試写会でトークショーを行った。

 人気アニメ「ルパン三世」の銭形警部を主人公にした同ドラマは、衛星放送のWOWWOW、地上波放送の日本テレビ、配信サイトのHuluの3社が共同製作。銭形とバディを組む刑事でドラマ独自のキャラ・国木田を演じる三浦は、ルパンの「お宝をゲットしないと飯を食えない職人的な生き方にあこがれていた」と告白。真面目に勤めるサラリーマンにはなれない性分だと自覚し、「たまたま近い人が役者をやっていたので役者を目指した」と笑った。やはり、父・三浦友和(65)の影響は多大だったようだ。

 10日に放送された日テレの2時間ドラマ版では、アニメの銭形に声も走り方も似せた主演・鈴木亮平(33)の演技が話題を呼んだ。三浦は「あんなことできる人は日本の役者界で1人しかいない」と断言し、「ガニ股で走ってるのに僕より速い。全然追いつかないんですよ。足の長さの差ですかね」と苦笑い。「あの声で撮影の3カ月間持つのも凄い。僕もマネしてみたけど、ひと声でのどが痛くなった」と語り、脱帽した。

 また鈴木について、「周囲に気を遣い、コミュニケーションを取って現場の雰囲気を作る。あんなに人間的に素晴らしく、主演に向いている人はいない」と惚れ込んでいる様子。「打ち上げで、続編ができるといいね、と話していた」と、早くも新シリーズの制作と再共演を熱望した。

 鈴木の人柄を絶賛した一方で、自身については「外を歩いている時は大概うつむいてて、暗い」と自虐的。「こんな根暗な僕を、大阪の人は見つけて気さくに声を掛けてくれるのがうれしい。東京じゃ誰も声を掛けてくれないですから」とぼやき、浪速ファンを喜ばせていた。

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2017年2月17日のニュース