中条あやみ 涙の新人賞…9頭身ハーフ、夢は“ハリウッド”

[ 2017年2月16日 05:35 ]

毎日映画コンクール表彰式 ( 2017年2月15日    ミューザ川崎シンフォニーホール )

スポニチグランプリ新人賞の中条あやみは感激の涙で挨拶を行う
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 スポニチグランプリ新人賞に選ばれた「セトウツミ」の中条あやみ(20)は涙でさらなる飛躍を誓った。

 「大好きな地元の大阪で撮影があったんですけど、実家から毎日現場に通っていて…」。壇上で撮影を振り返るうちに、瞳にみるみると涙がたまり、ポロリとこぼれた。その姿さえ絵になる美しさ。日英ハーフ、9頭身の中条の美しさは銀幕の中で際立っていた。

 男子高校生の日常を描いた「セトウツミ」で、マドンナの女子高生として抜群の存在感を放った。「大好きな映画で受賞できて、凄く光栄に思います」と誇らしげ。祝福に駆け付けた大森立嗣監督が起用を決めたのを「会った瞬間」と明かすと、照れ笑いした。

 モデルとして芸能界入り。演技は得意だったわけではない。14年の初主演作「劇場版 零〜ゼロ〜」では思うように演技ができず、監督にも怒られて現場で泣いた。「できない自分が悔しくて」。ふんわりとした雰囲気ながら、負けず嫌いな強い心を持っている。

 今月4日に20歳の誕生日を迎えた。大森監督からは「小さく収まらずに大きく育ってほしい。海外とか米国に行っちゃえば」と提案された。司会者からハリウッド映画出演への意欲を英語で質問されると、サラリと英語で返した。「イッツ・マイ・ドリーム」。将来がますます楽しみになる一言だった。

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