アル・ジャロウ氏死去 グラミー受賞ジャズ歌手

[ 2017年2月13日 10:49 ]

 AP通信などによると、グラミー賞受賞の米ジャズ歌手、アル・ジャロウ氏が12日、ロサンゼルスの病院で死去、76歳。死因は不明だが、近年は呼吸器や心臓の疾患を抱えていた。数日前に疲労を理由にツアーからの引退を表明していた。

 40年、中西部ウィスコンシン州ミルウォーキー生まれ。アイオワ大卒業後、サンフランシスコに移り音楽の道に。グラミーのウェブサイトによると同賞を6度受賞した。

 81年のアルバム「ブレイキン・アウェイ」はミリオンセラーに。85年に米国のスター歌手らが集まって歌った「ウィー・アー・ザ・ワールド」の歌い手の一人だった。

 ジャズ、ポップ、R&Bの3部門でグラミーを受賞した数少ない歌手と言われる。死去した12日は第59回グラミー賞の授賞式で出席者が弔辞を述べた。(共同)

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2017年2月13日のニュース