「べっぴんさん」第19週平均は20・3% 17週連続の大台超え

[ 2017年2月13日 10:00 ]

NHK連続テレビ小説「べっぴんさん」の主演を務める芳根京子
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 女優の芳根京子(19)がヒロインを務めるNHK連続テレビ小説「べっぴんさん」(月〜土曜前8・00)の第19週の平均視聴率は20・3%(ビデオリサーチ調べのデータを基に算出、関東地区)だったことが13日、分かった。17週連続で20%の大台を突破した。

 週平均は第1週=20・0%、第2週=19・8%、第3週=20・3%、第4週=20・1%、第5週=20・3%、第6週=20・8%、第7週=21・0%、第8週=20・5%、第9週=20・6%、第10週=20・9%、第11週=20・9%、第12週=20・9%、第13週=20・9%、第14週=20・1%、第15週=20・6%、第16週=21・1%、第17週=21・0%、第18週=20・6%と好調に推移。第2週を除き、20%以上をキープし続けている。

 各日の番組平均は6日=20・7%、7日=19・4%、8日=21・2%、9日=20・3%、10日=19・8%、11日=20・2%。

 昭和時代の神戸、大阪を舞台に、ヒロイン・坂東すみれ(芳根)が戦後の焼け跡の中、娘や女性のため、子ども服作りにまい進する姿を描く。モデルはアパレルメーカー「ファミリア」創業者の1人、坂野惇子。

 朝ドラ通算95作目。脚本はフジテレビ「ファースト・クラス」などで知られる渡辺千穂氏(44)。演出は梛川善郎、新田真三、安達もじりの3氏。主題歌「ヒカリノアトリエ」はMr.Childrenが書き下ろした。4月1日まで全151回。

 第19週は「希望」。すみれ(芳根)は無言で東京に行こうとしていた娘のさくら(井頭愛海)をジャズ喫茶「ヨーソロー」で発見。ドラム奏者としてプロを目指していた二郎(林遣都)は東京のスカウトから誘いを受けていたが、すみれに促されたさくらから、恋人の五月(久保田紗友)が妊娠していることを伝えられる。五月が姿を消した本当の理由を知った二郎は、すぐに五月がいるすみれの家を訪ねるが、五月には「重荷になりたくない」と拒まれる。その中、執事の忠一郎(曽我廼屋文童)から、父・五十八(生瀬勝久)が倒れたと連絡。すみれたちは急いで近江の実家を訪ねるが、心臓の病に侵された五十八は寝込んだまま目を覚まさない。夢の中で亡き妻・はな(菅野美穂)と話をする五十八。翌日、目を覚ました五十八は、すみれと姉のゆり(蓮佛美沙子)、それぞれの夫の紀夫(永山絢斗)、潔(高良健吾)に思いを伝える。五十八の思いを知ったさくらは、自分のやりたいことを見つけるため、幼なじみの健太郎(古川雄輝)や龍一(森永悠希)と一緒に「キアリス」でアルバイトを始める。すみれの仕事に対する姿勢や、商品に込められた深い思いを知り、さくらが変わり始める…という展開だった。

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2017年2月13日のニュース