佐々木蔵之介 さすがの宣伝マンぶり 名刺手渡しの大サービス

[ 2017年1月29日 14:14 ]

大阪市内で舞台あいさつを行った佐々木蔵之介
Photo By スポニチ

 俳優の佐々木蔵之介(48)が29日、大阪市内で主演映画「破門 ふたりのヤクビョーガミ」(監督小林聖太郎)の公開2日目あいさつを行った。京都出身で、大阪が舞台の同作では初のやくざ役を関西弁で熱演。ご当地凱旋にご機嫌で、「大阪、関西のために作った映画」とアピールした。

 主役の責任感からか、過去の主演作の舞台あいさつでは自らの発案で客席を練り歩くなどして盛り上げてきた佐々木。元広告代理店社員だけに「イベントでは面白いことができないか考えてしまう」と以前、本紙に明かしていたが、この日も“熱血宣伝マン”ぶりを発揮した。

 「進行を止めてしまうけど、さっき思い立った」と切り出し、劇中の小道具だった役名の名刺を観客に贈呈することを提案。急きょ“名刺争奪じゃんけん大会”を行った。自ら舞台を降り、勝者に名刺を手渡しして回るサービスで客席を大いに沸かせたが、「手出して来るから当たった人かと思ったら、違うねん」と苦笑い。じゃんけんに負けてもおねだりしてくる観客らにタジタジながらも「大阪に帰ってきた感じ」と、ノリのよさを喜んだ。

 舞台から観客の様子をチェックしていたW主演の横山裕(35)は「“ください”じゃなくて“ちょーだい”って…」と、フレンドリーな浪速っ子ならではの“ため口”に爆笑。「“むっちゃええ匂いする〜!”とも言われてましたよ」と佐々木に報告し、照れさせていた。

続きを表示

2017年1月29日のニュース