「沈黙」「レッドタートル」アカデミー賞候補「君の名は。」外れる

[ 2017年1月25日 05:30 ]

 米映画芸術科学アカデミーが24日、第89回アカデミー賞の候補を発表した。遠藤周作さんの小説が原作で長崎が舞台の「沈黙 サイレンス」が撮影賞候補に、スタジオジブリ作品でマイケル・デュドク・ドゥ・ビット監督の「レッドタートル ある島の物語」が長編アニメーション賞候補に、それぞれ選出された。新海誠監督の「君の名は。」は候補から外れた。

 第2次大戦中の沖縄戦に従軍し、敵味方なく治療に当たった米軍衛生兵の実話を描いた「ハクソー・リッジ(原題)」が作品賞など6部門で候補入りした。

 「沈黙 サイレンス」の撮影を担ったのはメキシコ出身のロドリゴ・プリエト氏で、台湾で撮影した。「レッドタートル」のビット監督はオランダ出身。

 共同電によると、全体ではデイミアン・チャゼル監督のミュージカル映画「ラ・ラ・ランド」が作品賞、監督賞など、最多の13部門でノミネートされた。

 発表・授賞式は2月26日(日本時間27日)にロサンゼルスで行われる。

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2017年1月25日のニュース