オリラジ藤森 母が“老老介護問題”に直面「親父と離婚して…」 

[ 2017年1月13日 20:44 ]

オリエンタルラジオの藤森慎吾
Photo By スポニチ

 お笑いコンビ「オリエンタルラジオ」の藤森慎吾(33)が13日、TBS系「爆報!THEフライデー」(金曜後7・00)に出演。母・美代子さん(65)が認知症を患うしゅうとめ(89)の介護に奮闘する日々が明かされ、家族で“老老介護問題”に向き合った。

 認知症を発症し、1日のほとんどをベッドで過ごすという藤森の祖母。そんなしゅうとめを支えるべく美代子さんは朝5時半に起床し、家事や畑仕事。体調や気分で食べられる料理が変わるというしゅうとめのために、たくさんの品数を用意するなど懸命に介護する生活が紹介された。

 夫である清武さんは海外赴任のため帰国は年2、3回で、美代子さんとしゅうとめ、2人きりの生活は4年以上。清武さんは美代子さんの苦労を知らず、時には電話で「大体お前がいろいろやり過ぎなんだわ」などと心無い言葉を投げかけたこともあったという。そのため、美代子さんは介護のことを話せず、疲労が蓄積。藤森はこの状況に「極端な話、親父と離婚して美代子さんが伸び伸び暮らすのも一つの手」と危機感を募らせ、家族会議を開いた。

 清武さんは当初、介護に向き合う気はあるのかとの問いかけに「フォローの電話をしている」など消極的な発言。しかし日を改めて開かれた家族会議で妻へ向け「実際に留守を守るのは大変なこと。頭の下がる思い。2人の生活設計を見直したい。見捨てないでください」とねぎらいの言葉をかけるとともに、母の介護問題に取り組んでいくことを約束。そして自らも介護を体験し、毎月10日は施設を利用することなどを提案した。

 藤森家が家族で介護問題に向き合う様子にはスタジオの出演者らも涙。共演の長山藍子(75)は「誰かが舵を取ることで、こういう風になれるなんて本当によかった」と目頭を押さえていた。

続きを表示

2017年1月13日のニュース