宝塚 礼真琴主演で「阿弖流為」ミュージカル化、父は元日本代表浅野氏

[ 2017年1月13日 18:32 ]

「阿弖流為」で主演する礼真琴
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 宝塚歌劇団は13日、星組男役スター・礼真琴主演で劇団☆新感線や歌舞伎としても上演された名作「阿弖流為」をミュージカル化すると発表した。

 同作は00年に吉川英治文学賞を受賞した高橋克彦氏の小説「火怨」をベースに8世紀、東北へと支配を拡大する大和朝廷に立ち向かい、故郷を守ろうとする阿弖流為(あてるい)の活躍を描くもので、02年には劇団☆新感線が市川染五郎(44)主演で舞台化。大きな話題を呼び15年には同じく染五郎主演で「歌舞伎NEXT」と銘打ち中村勘九郎(35)中村七之助(33)も出演して大ヒットした。

 礼はスター候補ひしめく95期生の首席入団者でダンス、歌、芝居と3拍子そろった大型スターとして期待される存在。サッカー元日本代表の浅野哲也氏(49=J3長野監督)を父に持つ。公演は7月15〜23日が大阪のシアター・ドラマシティ。31日から8月6日まで東京・日本青年館で上演される。

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2017年1月13日のニュース