倉本聰氏の劇団「富良野GROUP」最後舞台へ稽古

[ 2017年1月13日 05:30 ]

 脚本家の倉本聰氏(82)が率いる劇団「富良野GROUP」が12日、北海道富良野市で最後の舞台「走る」の稽古を公開した。

 富良野GROUPは、俳優や脚本家を養成する倉本氏主宰の「富良野塾」(2010年閉塾)の卒業生らで構成。脚本と演出を手掛けてきた倉本氏は、「走る」を最後に舞台演出から引退し、富良野GROUPの活動も終了する考えを示していた。

 舞台「走る」は、豊かさを求めて、もがきながら突き進んできた日本人の姿を、役者が走り続ける演技を通して描く。15日からの富良野を皮切りに、東京、福島、静岡、名古屋など全国17カ所で上演。

続きを表示

2017年1月13日のニュース