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フィギュア没収で注目…順大・長門監督“神監督”への挑戦

 第93回箱根駅伝は、青山学院大の3連覇で幕を閉じた。そんな中、総合4位に入賞した順天堂大学の長門俊介監督(32)にスポットを当てたい。

 長門氏が同大でコーチを務めていた2014年の箱根駅伝。3区走者でアニメファンの稲田翔威(当時2年)が発した言葉がネット上で注目された。「1人に抜かされるごとに、長門コーチにフィギュアを1体没収されるので、2体無くなってしまう」。この発言に、キャラクターグッズの製造販売を行うコトブキヤが「弊社から補給します。ランナーに優しくありたい」と反応。交流が始まり、現在稲田は同社でただ1人の“宣伝ランナー”として、秋葉原の店舗で販売員をしながら競技を続けている。

 この就職にアドバイスを送っていたのが長門氏だった。稲田の長所や今後の育成計画を企画書にまとめて同社に提出し、自身もバックアップをすると約束。稲田はアニメ「ガールズ&パンツァー」のキャラクター付き特製ジャージーを着用し、「いつかアニメファンのランナーを集めて、ニューイヤー駅伝に出場したい」と語っている。

 長門氏は今大会から監督に昇格。監督車から往路5区を走る山田攻(2年)へ向け、かつて3年連続5区区間賞を獲得した今井正人(現トヨタ自動車九州)の名前を出し「今井の走りを見ているみたいだ!」とハッパをかけた。すると山田は区間5位の力走。順大を3位まで押し上げた。

 長門氏と今井氏は順大時代の同級生。しかし“山の神”と呼ばれた今井氏に比べ、長門氏は注目を浴びる機会が少なかった。「テレビに映ると爆走する可能性があるから、映る位置で走る」。大学時代、長門氏はこのような言葉を残し、箱根駅伝では4年連続で復路のエース区間9区を担当した。「マンホールの位置まで覚えています」と笑いながらコメントした4年時には、今井氏とともに区間賞を獲得し、順大の総合優勝に貢献。優勝翌日に出演した朝の情報番組でご褒美に「大好きなんです」と語る倖田來未の大型パネルをもらい、無邪気に喜んでいたのが印象的だった。

 あれから10年。選手に近い目線を持ち、若さあふれる熱い指導で、長門氏は見事に順大を復活させた。今後は山の神に負けない“神監督”として、箱根駅伝史に名を刻んでほしい。

[ 2017年1月5日 11:50 ]

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