Ａ．Ｂ．Ｃ−Ｚ塚田僚一　後輩にお年玉せがまれ苦渋の決断「今から銀行に…」

　ジャニーズ事務所のジャニー喜多川氏が作・構成・演出を手掛け、「Ｓｅｘｙ　Ｚｏｎｅ」の佐藤勝利（２０）ら総勢８０人が出演する舞台「ジャニーズ・オールスターズ・アイランド」の“正月バージョン”が２日、東京・丸の内の帝国劇場でお披露目された。

　昨年１２月３日に開幕し、佐藤は大みそかのＮＨＫ紅白歌合戦に出場した後、「ジャニーズカウントダウンライブ２０１６−２０１７」に出演し、そのまま元日公演に臨む慌ただしさ。それでも、「ちょっと寝たら、帝国劇場の舞台にいました。めまぐるしい生活だけれど、本当に光栄なことなので毎日頑張っていきたい」と２４日の千秋楽まで全力疾走を誓った。

　元日公演からは「Ａ．Ｂ．Ｃ−Ｚ」の戸塚祥太（３０）と塚田僚一（３０）が新たに参加。こちらも年明けすぐの生放送に出演し、通しのリハーサルを行えないまま本番を迎えたが、戸塚は「後輩たちがしっかりしているので、教えられることも多い。僕らも成長できている」と充実した表情。塚田は、「まだ正月じゃない。正月は迎えたくない。実家に帰ってゆっくりするのが１年間ないのが理想」と独特の目標を掲げた。

　正月といえば先輩から後輩へのお年玉がジャニーズの恒例で、佐藤は「ＴＯＫＩＯ兄さんの国分太一くんから頂きました」とニッコリ。だが、塚田はかつて舞台で共演したジャニーズＪｒ．全員に大盤振る舞いをして家賃を払えなくなった苦い過去があるだけに、「お年玉がどこにあるか分かりました。皆の心の中にあります」と胸に手を当ててごまかそうとした。

　しかし、佐藤が「僕はもらっていませんよ」とおねだりすると、他の共演者も一斉にリクエスト。退路を断たれた塚田は、「分かった。今から銀行に行ってきます。でも、生活費は確保します」と渋々応じていた。