“歌舞伎町・伝説のジゴロ”は今…板橋区のアパートで独り暮らし

[ 2016年12月16日 20:29 ]

 “元祖カリスマホスト”の伏見直樹さん(61)が16日、TBS系「爆報!THEフライデー」(金曜後7・00)に出演。「億を貢がせる男」から、「家賃4万3000円のアパートで独り暮らし」という現在に至った経緯を明かした。

 1980年代“歌舞伎町・伝説のジゴロ”と呼ばれた伏見さん。人気ホストクラブ「愛」でナンバーワンになり、「億を貢がせる男」としてテレビでも人気を博した。35歳で引退。その後、飲食店やカラオケ屋、占いの館など数々の店をオープンさせるも、いずれも2年もたたずに閉店。開店するばかりでいつも経営が続かないため「開店屋」と呼ばれたという。

 伏見さんは現在、東京・板橋区のアパート家賃4万3000円の5畳の部屋で一人暮らし。コンビニのおにぎりをかじりながら、今に至る経緯を話す。失敗の原因は、本人いわく“女性”。毎回女性の資金で開業していたが、「共同経営者という立場から、愛情がわいて独占したくなるんでしょうね」。女性から結婚を迫られるたびに断り、資金を引き揚げられたため、どの店の経営もうまくいかなかったのだという。ようやく自分で何とかしなければと思い、ビル清掃などで地道に金を貯めるように。

 これがラストチャンスだと59歳でオープンした店は、北海道で漁師をしていた父親から受け継いだ「漁師メシ」が名物のカラオケ居酒屋。「昔はお金とか女性とか求めてましたけど、もう60過ぎましたからね。今は心で触れ合うことが一番の快感かな」。番組では、盛り上がる常連客らの前でスコップを三味線に見立てたパフォーマンスを披露する元気な伏見さんの姿が紹介された。

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