「マーニー」米林監督の最新作は「メアリ」ジブリ退社後初作品

[ 2016年12月16日 05:30 ]

来夏公開の米林監督最新作「メアリと魔女の花」
Photo By 提供写真

 アニメ映画「思い出のマーニー」などを手掛けた米林宏昌監督(43)が15日、最新作「メアリと魔女の花」(来年夏公開)の製作発表を都内で行った。

 英作家メアリー・スチュアートさんの児童文学が原作で、少女メアリが冒険するファンタジー。14年末にスタジオジブリを退社してから初めての作品で、宮崎駿監督(75)と会い製作を報告したところ「うれしい」と喜んでくれたという。「逆にそれがプレッシャーになった。宮崎さんに期待してもらっている作品。改めて気を引き締めました」と話した。

 東宝は都内で会見し、同作を含む2017年のラインアップを発表。今年は「君の名は。」などのヒットで、1〜11月の累計興収が歴代最高の782億円を記録した。

 また、邦画と洋画を合わせた16年の国内興収の総額が、過去最高だった10年の2207億円を超える見通しになったことを明らかにした。

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2016年12月16日のニュース