「真田丸」6日連続トークショー開幕 幸村支えた5人が回顧

[ 2016年12月13日 05:41 ]

長野県上田市で「真田丸」のトークショーを行った(左から)白石隼也、今井朋彦、小林顕作、小手伸也(C)NHK
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 NHK大河ドラマ「真田丸」(日曜後8・00)の最終回(18日)を前に、真田家発祥の地・長野県上田市で12日、トークショー「『真田丸』トーク!トーク!トーク ~毎日ライブin信州上田」が始まった。最終回放送日前日の17日まで6日連続で行われる。

 初日は「大坂の陣・豊臣の将が語る日」というテーマで、毛利勝永役の岡本健一(47)、明石全登役の小林顕作(45)、大野治長役の今井朋彦(49)、塙団右衛門役の小手伸也(42)、木村重成役の白石隼也(26)が出演。真田幸村(堺雅人)の頼もしい仲間5人が集結した。

 岡本は「勝永は若い頃から秀吉の、豊臣家のために戦ってきた武将で、秀頼の恩義に報いるのが生きる術だったと思う。その気持ちで演じてきた」と、毛利勝永を演じる上で込めた思いを明かし、小林は「真田丸の撮影現場は、堺さんが座長の役割を果たしてくれて、和気藹々(わきあいあい)とした空気を作ってくれた。こんな和やかな空気の大河ドラマはなかなかないと思う」と名残惜しんだ。

 今井の役どころは豊臣家の忠臣・大野治長だったため「秀頼役の中川大志さんが、若いながらも色々なものを背負い込んで何とかしようとする秀頼像を演じていたので、その気持ちに応えたいと思い、懸命に支える役を演じた」。

 小手は「団右衛門は討ち死にしたが、大名になる!という夢を見たまま死んでいったと思う。大学の頃から知り合いだった堺さん主演の大河に出られて、楽しく演じられた」、白石は「重成の討ち死にのシーンは沼での戦いだったが、重成のお墓を訪れたときの風景に似ていて、運命的なものを感じた」。11日に放送された49回で討ち死にした2人は最期のシーンを振り返った。

 13日のトークショーは、「『真田太平記』そして『真田丸』を語る日」というテーマで、穴山梅雪役の榎木孝明(60)、長兵衛役の木之元亮(65)がゲストとして登場する。

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2016年12月13日のニュース