松坂桃李 あの時は「人生最大の親子げんかになった」

[ 2016年12月12日 21:42 ]

今年の漢字を披露する松坂桃李(左)と菅田将暉
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 俳優の松坂桃李(28)が12日、大阪市内で開かれた映画「キセキ ―あの日のソビト―」(監督兼重淳、来年1月28日公開)の上映会で舞台あいさつした。

 同作では菅田将暉(23)の兄役で、「姉と妹の中で育ったので、弟を持つ感覚を味わえた」と振り返った。菅田には「事務所の先輩で元々兄貴的な人で、撮影でもニコニコ見守ってくれた。昔から、背中に触れると良いことが起こりそうな“仏(ほとけ)感”がある」と言われ、「そんなパワーがあるなら、俺がもらいたい」と苦笑い。「あげる側で、どんどん共演した女優さんが結婚していくからね」と菅田に指摘され、「そう。俺もそういうパワー欲しいわあ!」と吐露した。

 また、同作で小林薫(65)演じる父親にミュージシャンになることを猛反対されるが、自身が俳優になる際にも「普段穏やかな父がもの凄く反対して、人生最大の親子げんかになった」と明かした。また、劇中で披露する歌唱シーンについて菅田から「マイクを持つ手がエロいですよね~」と指摘され、照れた。

 さらにこの日、京都・清水寺で恒例の今年の漢字が発表されたことを受け、自身の今年を表す1字を聞かれると、「拓」と回答。「舞台や映画など色んな事に挑戦でき、次につながる道が拓けた」と説明した。菅田は「“出”。表舞台に多く出られ、いろんな人に出会えた」と話した。

 2人は芸能界引退を表明した元俳優・成宮寛貴氏(34)と同事務所。退場時、報道陣から先輩の引退についての質問が飛んだが、場内に流れる音楽で質問が聞き取れなかったのか、松坂は「え、何?」と返しただけだった。

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2016年12月12日のニュース