ブサイク殿堂入りのマンボウやしろ、史上初?ブサイク限定イベント開催

[ 2016年12月11日 18:50 ]

ブサイクとブスしか入れないイベントを開催したマンボウやしろ
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 「よしもとブサイクランキング」で3年連続して1位を獲得し殿堂入りを果たしたマンボウやしろ(40)が11日、東京・神保町花月で「ブサイク&ブス限定」のイベントを行った。初の著書「ブサイク解放宣言~見た目にとらわれない生き方のススメ~」出版記念で、主催者側いわく「おそらく史上初」。

 マンボウらが開演前に来場客1人1人を判定し、「男前」「美人」とされた客はイベント冒頭部分での入場を制限されるシステム。“審査”が通った女性客は「ブス、入ってよし!」などと言われると、喜びの表情を浮かべて「イエッー!」「よし!」と口々に発しながら次々と会場に吸い込まれていった。一方、「お前みたいな美人が来るところじゃねえ」と言われ追い返された女性客は「え~っ?!」と不満顔。「変顔しますから」と再チャレンジを懇願して見事?パスした猛者もいた。来場者は約150人。このうち、男性1人、女性3人が「男前」「美人」と判定され、冒頭部分では中に入ることが許されなかった。

 20年に及ぶ芸人活動に終止符を打ち、現在はラジオパーソナリティーのほか、舞台演出や脚本を手掛けるなど多岐にわたり活躍中。「…解放宣言」では“ブサイクのプロ”だからこそ書けた、見た目コンプレックスからの脱却法を伝授するなどしている。

 イベントでは「イケメン、美人が征服している文化で、そこで虐げられていた僕たちは解放されなければいけない」と持論を展開。「ブス、ブサイクと言われることに何も感じなくなるのが一番だ!」と気勢を上げ、最後に客と一緒に拳を突き上げながら「ブサイク!」コールを10連発して締めた。

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2016年12月11日のニュース