ELPのグレッグ・レイク氏死去 3月キースさんに続き…

[ 2016年12月9日 05:30 ]

「エマーソン・レイク・アンド・パーマー」のグレッグ・レイクさん(左)キース・エマーソンさん(中)カール・パーマー(1972年撮影)=AP
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 1970年代に人気を博した3人組バンド「エマーソン・レイク・アンド・パーマー(ELP)」のボーカル&ベースで英ミュージシャンのグレッグ・レイクさんが7日、死去した。69歳。マネジャーが8日、レイクさんの公式ツイッターで明らかにした。長らくがんを患っていたという。死亡場所は不明。

 ELPはキング・クリムゾン、ピンク・フロイド、イエスとともに「プログレッシブ・ロック四天王」と呼ばれ、「史上最強のロックトリオ」とも評される。クラシックをロックにアレンジした「展覧会の絵」などがヒット。72年に後楽園球場と阪神甲子園球場で来日公演を行った。2012年にはNHK大河ドラマ「平清盛」でELPの曲が起用され話題を呼んだ。今年3月にはキーボードだったキース・エマーソンさんが71歳で亡くなっている。

 レイクさんは69年、キング・クリムゾンの結成に参加し、脱退して翌70年にELPを結成。哀愁のある歌声で人気を得た。83年には一時的に英ロックバンド「エイジア」に加入。その後はソロなどで活動し、01年にはリンゴ・スター(76)のツアーに参加した。

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2016年12月9日のニュース