SMAP逆転出演へ“最強切り札” 紅白ゲストにタモリ&マツコ

[ 2016年12月8日 05:30 ]

タモリ(左)とマツコ・デラックス
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 大みそかの「第67回NHK紅白歌合戦」(後7・15~11・45)にタモリ(71)とマツコ・デラックス(44)がスペシャルゲストとして出演することが7日、同局から発表された。今年最大の目玉として番組を盛り上げる。2人は年内で解散するSMAPのメンバーと親交が深く、SMAP逆転出場へのウルトラCとなるか注目が集まる。

 今年最大の目玉はタモリ&マツコだった。NHKは3カ月以上前から水面下で交渉を進めてきた。昨年の総合司会の黒柳徹子(83)と同じように、会場のNHKホールにオープニングから登場し、開幕宣言などをする可能性が高い。

 NHKとしてはSMAP逆転出場への“最強の切り札”でもある。SMAPは先月24日に発表された出場歌手の中に名前がなく、NHKは特別枠などでの出場にかけて交渉を続けている。ただ、現時点でメンバーの気持ちはまとまっておらず、出演の可能性は「100%ない」(テレビ局関係者)という状況だ。

 その中で発表されたタモリ&マツコの出演。タモリはメンバー全員と公私にわたって親交があり、フジテレビ「笑っていいとも!」で共演した中居正広(44)草なぎ剛(42)香取慎吾(39)からの信頼は特に厚い。マツコと木村拓哉(44)は高校の同級生だった。番組は今年の出演組数を昨年より5組減らし、SMAPの出演が実現した時の時間を確保しており、同局関係者は「環境を整えるための打てる手は全て打った。後は返事を待つだけ」と話している。

 今年の司会は白組が嵐の相葉雅紀(33)で紅組が女優の有村架純(23)。総合司会は報道畑の武田真一アナウンサー(49)が務める。フレッシュな顔触れに人気と実力を兼ね備えた“大物”2人を加え、バランスを取る狙いもあったとみられる。

 番組でのタモリ&マツコの役回りは「視聴者目線の盛り上げ役」(同局関係者)になる。出場歌手のサポート役となる相葉&有村、番組全体の仕切り役となる武田アナとは明確に役割を分担するようだ。

 制作統括の矢島良チーフ・プロデューサーは「紅白とおふたりの共演がどんな化学反応を起こすのか?楽しみにお待ちください」とコメントしている。

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2016年12月8日のニュース